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Bromptonで高野山へ(後編)

 
 
 
昨日の高野山前編に続き後編です。

奥の院・弘法大師御廊へ向かいました。

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一の橋。

弘法大師御廊へ向かう参道のここが入り口になります。

御大師様が人々をここまで送り迎えしてくれるとの言い伝えがある橋で、

橋のたもとで1本綺麗に紅葉したモミジがありました。

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ここから東へ広がる一帯が俗に「奥の院」と呼ばれていて、奥の院は、地表・川・橋の三重構成。

橋の下を流れる川を「三途の川」に見立ててるんだそうです。




ここから先はBromptonを持ち込めないので、一の橋の横でみかんを売ってた気の良い

おばちゃんに見張りをお願いして弘法大師御廟へと向かいました。


一の橋から御廟までは片道約2km。

石畳の参道脇には杉と高野槙が立ち並び、推定樹齢800年、平安時代から残る木も

あるそうです。

一の橋を渡ってから空気はさらにシンと引き締まり、自然と背筋がピンと延びました。

さすが日本一の霊場と呼ばれるだけのことはありますわ。


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参道の両側には、大小、新旧、数十万基とも言われる石塔が立ち並んでまして、時代、階層を

越えた様々な墓碑が隙間無く静かに並んでおりました。


しかし、メインの通りには圧倒的に武将の墓が多く、その中でも戦国~江戸時代にかけての大名達

の墓所が目立ちました。

墓所の並びは一見ランダムに見え、敵味方の区別なく祀られているようでありました。

お互いあの世に行けばノー・サイドということなんでしょうか。

まさか夜な夜な武将が現れ杯を交わしているようなことは無いと思いますけど、でも決してあって

もおかしくはない状況ではありました。




奥州・仙台 伊達家 墓所

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武田信玄・勝頼 墓所

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石田三成 墓所
 
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明智光秀 墓所

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他にも上杉謙信、柴田勝家、前田利長、長州・毛利、薩摩・島津・・・

これだけ揃えば、今直ぐにでも合戦が始められそうですね。


また、名だたる武将に混じって、鶴田浩二、市川団十郎の石塔もありました。




中の橋で三途の川を渡ってあの世へ・・・(違う違う)。



ここで盗み聞きする気は全然無かったんですが、たまたま同じペースで参道を進む観光ガイド

同伴の一団がずっと側にいまして。。。

話し声が勝手に耳に入ってくるので聞こえた話の中から小ネタを一つご照会します。


中の橋を渡ってしばらく進んだところにある結城秀康石廟。

慶長12年(1607年)に徳川家康が次男秀康のために建てたとされる石廟で(県重要文化財)、

右に結城(松平)秀康、左に同母霊屋が祀られているのですが、

この2つの鳥居、写真をご覧頂くと右と左で鳥居の形が微妙に違うのがお分かり頂けるでしょうか。


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少し分かり難いですが、横に二本あるうちの下の横柱?が縦の柱より外に出っ張ってるのが

男(赤丸)で、出っ張ってない方が女(青丸)を表すのだそうです。

今まで鳥居の形など全く意識せず見てきた(というか形は全て同じだと思ってた)んで、

この話が聞こえた時は”100へー”でした^^




御廟に向かって更に奥へと進みます。



豊臣家墓所

さすが!豊臣一族の墓所はメイン通りから一段高いところ、日当たりの良い場所にありまして、

広さも他と比べてケタ違いの大きさでした。

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そして、トリは織田信長墓所

参道一番奥、弘法大師御廟の直ぐ手前、参道から数段高い位置にあったのですが、

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信長の亡骸が見つかってないこともあるのでしょうか。

特段、他の石塔と比べて大きいわけでもなく至って質祖なつくりで拍子抜け。

豊臣の豪華さと比べ意外な程、殺伐としたつくりでした。


そして、信長の墓石の向かってすぐ左側、まるで寄り添うように大和の戦国武将・筒井順慶

の墓石が立っていたのはこれまた意外な発見でした。

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しかし信長はこの高野山をも焼き払おうとしたんですよね。

いやぁ恐ろしい・・・。




中の橋で三途の川を渡った後、御廊橋から先はいよいよ大師御廊聖域に入るとあって、

ここから先は写真撮影禁止、加えて脱帽。


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御廊の中は非常に暗く、お経を唱える声と線香の臭いが漂っておりました。

死の世界であまり永居したく無かったので直ぐ御廊の外へ。


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帰りも元来た参道を歩いて一の橋まで戻ったんですが、一の橋から御廟まで往復4km。

ゆっくり歩いて1時間半。

腹減らしにはちょうど良い運動でした。


 

蒼々たる面々の石塔が整然と立ち並び、荘厳な雰囲気漂う参道でしたが、一つ気になったのは、

中にはこのように風化して崩れ落ちた石塔もチラホラありまして・・・。

こうなったものは一体誰が修復するんでしょうかね。


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一の橋に戻って時計を見ると1時前。

朝8時過ぎに高野山に着いてから滞在5時間。

ここで昼食を摂っても良かったんですが、店はどこも混雑していて直ぐ入れそうにありません。

一通り見るべきポイントは回れたことと、下山時に少しでも車の間を縫うように走るのは避けた

かったので早めに撤収、下山することにしました。





高野山から高野龍神スカイライン方面へ流れる多くの車を横目にR371で和歌山県橋本市へ

向かいます。

トンネルを潜るまでは少し登りましたけど、

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越えた途端目の前にパッと視界が開けまして。

視界の先は、奈良県野迫川村の方角になります。

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さぁここから、いよいよ13kmで600m下る爽快ダウンヒルの始まり。

これを走るのも今回の楽しみの一つでしたからね。


幸い車はほとんど見掛けません。

最初の5kmが特に急な下り坂で、この間の平均斜度は8%。

スピードが上がり過ぎないようブレーキを頻繁に掛けますがが、それでもなかなか落ちず、

所々で立ち止まっては小休止の繰り返し。

一度落車したこともあり、安全第一を心掛けて慎重に下りました。

まぁこれもケガの功名ということにしておきましょうか。


車が通らないことを、最初はまだ下山するには時間が早いからだと思ってたんですが、

しばらくしてその理由が分かりました。

このR371は国道とは名ばかりで道幅はかなり狭く、所々で待避場所が設けられてはいるものの、

基本、車1台が通れるぐらいの道幅しかない為、ほとんどの車は対向を嫌って寄りつかない道

だったのです。


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車に追いまくられながらの下山を覚悟してた自分にとってこれは大ラッキー!

誰にも邪魔されることなく、終始マイペースでダウンヒルを楽しむことが出来ました。





急な坂道を下っていくと、しばらくして道の左手に丹生川が見えてきまして。。。

ここから先は緩やかな下り。渓谷を見ながらのんびりサイクリング。

以前走った香落渓のような景色が約5km続きました。


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道は相変わらずずっと細いままで、極々たまに車が通り過ぎていくだけ。

これが1ヶ月前だったら、クマの出没も頭に入れて走らないといけないような道でした。

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先のトンネルから13km下った地点で最後の登り坂にぶつかりまして。

これは休憩してるとこなんですが、防寒用に身につけていた袖なしのダウンジャケットと帽子が、

下りでは丁度良いんですが、登りになると暑くて暑くて。。。


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最後の登り坂も約3.5km頑張って登って無事通過。

後は橋本市街まで下り一直線。

程なく眼下に市街地が見え、いつもながらこの時はホっとします。




この後、1時間に1本しかやってこないJR和歌山線の奈良行きがちょうどやってくる

時間だったので、この日のサイクリングは橋本駅で終了。

橋本駅は改装工事中で、恒例の”まことちゃん”には会えませんでした。。。


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高野山は中2の時に林間学習で一度行ってるハズなんですが、その時の記憶が全く残って無く、

実質、今回が初めて行ったようなもんだったんですが、

いや~、水良し空気良し、お天気良しで素晴らしい所でした。

また機会を見つけて是非行ってみたいと思います。

その時も勿論、今回同様ブロンプトンも一緒に行くことになると思いますけど!



ということで前編と合わせて長くなりましたが、これで今回の高野山レポートは終わりです。

最後までお読み頂きどうもありがとうございました。




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No title

競って高野山に墓を作るのは、今も昔も変わらないようですね。
地図が頭に入っているとはいえ、初めての山道でハイカーや車にも出会わなかったら、私なら不安でたまらないかもしれません(汗)
一足早い紅葉ポタおつかれさまでした。

武将たちの墓は結構高野山にあるんですね~
静かに眠りたいから高野山を選んだのかも知れませんが、墓参に来る家臣というか子孫は大変だったでしょうね・・・
(うちは北海道にあった祖父母のお骨を分骨して、千葉(実家の近所)の墓に入れました)

不謹慎かも知れないですが、歴史上の人物の墓巡りというのもやってみたい気が・・・

No title

お身体大分よくなられたご様子でよかったです(^^
登山も自転車も下りの方が怖いでしょ?

jp3pzd さん

コメント頂きありがとうございます。
高野山に墓をつくるってのがステータスなんでしょうね~
私も同じ眠るならこんな所で永眠出来たらなぁと思いましたもん(笑)
山道は「携帯の電波さえ届いたら、まぁ何とかなるやろ・・・」と開き直って
走ってます(^^;

羽ぴょん さん

コメント頂きありがとうございます。
ブログにも書きましたが、今直ぐにでも合戦が始められそうでした^^
確かにあんな所まで墓参りはチョット・・・ですよね。
私ならしょっちゅうサボりそうです(笑)

歴史人物の墓参り、私も興味もちましてボチボチ始めてみようかと思ってた
矢先に超大物勢揃い!で表現悪いですが興奮しました(^^;

mincoro さん

コメント頂きありがとうございます。
色々ご心配お掛けしました。もう大丈夫です(^^;

下りは跨がってるだけなんで楽なんですけど、その分、気をつけないと
ケガする確率はグンと上がりますもんね。
腕にかなり力が入ってたのかまだパンパンに張ってます(笑)

No title

いいナ、晴れてて。
同じトコに行ったのに、私は雲の中の紅葉とダウンヒル…。(涙)

盛豚 さん

コメント頂きありがとうございます。

え?同じとこって盛豚さんも高野山行ってはったの?
でもまぁまだ紅葉シーズンは始まったとこですから、気を取り直していきましょう(^^;

No title

こんばんは!遊びに来させてもらいました。
ブロンプトンで高野山ってすごいですね・・・
でも、綺麗な紅葉に、戦国時代の名将の墓に、魅力たっぷりのようで
のぼり坂は大の苦手ですが、いつかは僕もブロンプトンで挑戦してみたくなりました☆

holy SR400 さん

こんにちは^^コメント頂きありがとうございます。
私も登り坂は好きじゃないんで、行きは電車とケーブルのお世話になりました。
道中、ほんの少しだけ登り道、でも後はほぼ下り一辺倒ですから奥琵琶湖パークウェイ
登る脚力お持ちなら全然問題ないですヨ^^

自転車onlyのブログではないので見づらい面も多々あるかと思いますけど、
今後ともどうぞよろしくです(^^;

快気祝いの記念ツーリングといったところでしょうか。朝8時台に現地スタートならではの素晴らしい一日でしたね。見所盛り沢山のようですが、個人的には御廊橋から先の大師御廊聖域で神秘のパワーのおこぼれにあずかりたいです。
体温調節大変でしたね。

イマキュー さん

コメント頂きありがとうございます。
一人で快気祝いやってきました^^
奈良に住んでますんで、神秘パワーに触れる機会は結構あるんですけど
御廊橋から先の雰囲気はそうあるもんじゃ無かったですわ。
登って下ってまた登って。。。今の時期はホント何着て走るか迷いますね。

高野山

楽しみにしていた割には 訪問が遅くなりました。
高野山は40年ほど前は毎年夏 書道の錬成会で篭もっていたのです。
場合によっては3泊ほどもして一日中日展などの作品を書いてました。
時折 気分転換に奥の院まで散歩に行ったりした以外 お寺に閉じこもって・・・
頑張ってました。若かったのです。

souu さん

コメント頂きありがとうございます。

いえいえ、いつもありがとうございます^^
え~?毎年高野山に行っておられたのですか!
私も中学の時に一度行ったことあるんですが、当時のことは全く記憶に無い程
印象薄い場所だったんですけど、先日訪れてみて、しみじみイイ所だなぁ~と思いました。
それだけ歳とったということですかね(^^;
プロフィール

ヤマちゃん

Author:ヤマちゃん
奈良県出身・在住
所有車:Brompton M3L ×2
     :Bruno road mixte

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