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世界最古・元興寺禅室 屋根裏探検

 
 
 
今日は雨が降る中、今年8月、これまで世界で最も古い木造建築とされてきた法隆寺

(7世紀末~8世紀)より更に約100年さかのぼり、世界最古の現役の木造建築部材が

見つかった
奈良市にある元興寺に行ってきました。


お目当ては、その最古の木造建築部材がこの目で見れるという屋根裏探検


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1998年に古都奈良の文化財の一つとして世界遺産に登録されている元興寺は、

588年、日本最初の寺院として建立された法興寺(飛鳥寺)を起源とし、

平城京遷都に際し薬師寺、大安寺とともに現在の地に移転してきたとされています。

(元興寺パンフより) 
 
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その元興寺の中でも、飛鳥時代の瓦が今も現役として活躍中の禅室。

(矢印の部分。色が変わっている)

約1400年前の創建当時は東西に各六房、計十二房を有し、長さ88mという長大な建物

だったそうですが、現在は四房分のみ残存。

その禅室の屋根裏から、今回、世界最古の現役の木造建築部材(ヒノキ)が見つかりました。

12.jpg
 
 
 

そして、その禅室の屋根裏を直に見ることが出来る「屋根裏探検」が10月17日から開始。

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「屋根裏探検」の事前予約は既に締め切られてますが、

予約に空きがある場合は当日飛び込みでもOK。

私も今日は飛び込み枠で参加してきました。

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”探検”と名が付くだけあって、入り口でヘルメットと懐中電灯を手渡されました(^^;

この先どうなることやら。。。でも何かワクワク。

出発時間になるまでしばらく禅室内でイスに座って待機です。

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待つこと約5分。出発時間になったのでお待ちかね屋根裏探検がスタート。

この為に設けられた特設階段を上って屋根裏へ。

この時、写真撮影OKと聞き、俄然ハッスルしたのは言うまでもありません。

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思ってたより広かったですけど、広いと言ってもそこは屋根裏。

梁がほぼ等間隔に張り巡らされており、油断するとどれも頭にゴツーンとぶつかる高さ。

やっぱりヘルメットは必須ですね。




案内の人の説明を聞きながら、文字通り屋根裏を”探検”。



~「巻斗」~

677年(奈良時代)+αと年代測定。

奈良時代の元興寺創建時の部材と推定される。

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~「中央大梁(奈良時代)」~

721年(奈良時代)+α

これも同じく奈良時代の元興寺創建時の部材と推定。

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~「頭貫」~

これが今回見つかった”世界最古”の現役木造建築部材。

590年(飛鳥時代)+α

飛鳥時代創建時の部材とのこと。


今、西暦2010年ですから引き算すると、、、1420年前からずっと現役・・・!

素人目ですけど、痛んだ部分も見受けられず、まだまだ現役で頑張ってくれそうな感じでした。

よくコンクリートは300年程しかもたないと聞きます。

木材の耐久性の凄さを改めて認識しました。

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~「肘木」~

上面に「笹繰(ささぐり)」と呼ばれる特徴的な彫りがあることから、これも奈良時代のものと推定。

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この他、「上虹梁(こうりょう)」→1084年+α(鎌倉時代)

「板かえる股」→1124年+(鎌倉時代)・・・

お宝がい~っぱい。

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歴史を重ねた数々の木造建造物に混じって2点面白いものがありました。

いずれも昭和大修理時に職人さんが息抜き?にやったと思われる物だそうですが、



1、西妻の土壁に描かれている”鶴”。

右側に頭部があり翼を広げてます。

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2、第四室南入側柱筋補強大梁の裏側にノミで掘り込まれた飛行機(赤矢印)。

その下には富士山(青矢印)

梁の裏側にあり直視出来ないので、これは鏡に写ったものです。

懐中電灯片手に、撮るの難しかったです。

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今回の測定は、「年輪年代法」という手法で測定されたものらしいですが、

これそ温故知新といったところでしょうか(少し例えが違うか)。



先にも書いた通り、「屋根裏探検」の予約は既に締め切られてますが、当日空きがあれば先着順で

見学することが出来ます。

予約状況についてはコチラ

「屋根裏探検」は11月13日(土)まで。





より大きな地図で 元興寺 を表示
 
 
 
 

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

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非公開コメント

No title

飛行機はミステリーだぁと思ったら、昭和の落書き?だったんですね(笑)

年輪年代測定法は奈文研が誇る技術ですね。学生時代に別の年代測定法に関わっていましたが、一年単位の精度にはかないません・・・

No title

おはようございます。
1420年前、しかも現役とは恐れ入ります。
燻されていい感じの色になってますね。
流石奈良!
当日キャンセル待ちをしても拝見したいものですね。

jp3pzd さん

昭和18~31年に掛けて行われた修理の際の落書きだそうです(笑)
1000年以上前のモノを一年単位で判定する技術は圧巻ですね。

mincoro さん

こんばんは。
1420年前のヒノキ、確かにイイ色になってました(笑)
古民家ファンが見たらヨダレもんでしょうね。
探検ツアー、予想外に若い女性が多くて楽しかったです^^

冒険心をくすぐってくれる上に、無料ですか。奈良にはやはり、悠久の時が流れていますね(笑)。
それにしても、先人の叡知は凄いです。

イマキュー さん

あ、見学料のこと書いてなかったですね^^
屋根裏探検900円+通常の拝観料600円で計1,500円でした。
安くはないですけど、それなりの値打ちはアリました。
プロフィール

ヤマちゃん

Author:ヤマちゃん
奈良県出身・在住
所有車:Brompton M3L ×2
     :Bruno road mixte

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