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綱掛け神事(明日香村稲淵・栢森)その2

昨日の続き。
綱掛け神事「女綱」編です。
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昨日、書き忘れましたけど、毎年、稲渕の綱掛け神事(男綱)は成人の日に、
栢森の綱掛け神事(女綱)は11日に行われます。
今年はたまたま11日が成人の日だったので、同じ日に両神事を見ることが出来たという訳です。


栢森の綱掛け神事についての説明は以下をお読み下さい^^
子孫繁栄、五穀豊穣を願い、悪疫などをの侵入から住民を守護する為の神事である事等は
変わりありませんが、違いはこちらは仏式で行われるということです。
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着いた時には、まだ去年の綱が掛けられたままでした。
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稲渕から飛鳥川に沿って約2km上流にある栢森。
栢森と書いて「かやのもり」と読みます。
到着するや否や、バッチリのタイミングで一団が集落から下ってきました。
チーンチーンと僧侶が鐘を打ちながらも、お孫さん?を従えて和気藹々とした雰囲気^^
集落は女綱が張られる場所から300~400m上流にあります。
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お孫さんの同行に気をよくされたのか、僧侶の歩はどんどん進んでいきます^^
重みのある陰物と綱を担いだ地元師との距離は徐々に開いていくばかり。。。
この後、「おっさん(和尚さん)、歩くの速いわ!もっとゆっくりや~!」と声が飛んだのは
ここだけの内緒話です^^
(後ろに見えるのは西岡邸。時々時代劇のロケでも使用される旧家なんだそうです。)
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これが「陰物」です。
う~ん・・・(苦笑)
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早速、福石と呼ばれる石の上に設けられた祭壇で、僧侶がお経が唱えられます。
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あぁ残念。福石が綱に埋もれて写ってない(苦笑)
人が多くて・・・と言い訳です^^
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15時45分。
お経が終わると、ようやく女綱掛けが始まりました^^
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こちらの女綱も男綱同様に道の上を通るので、か~なり高い位置にくくりつけられます。
こちらは川の上流に向かって左岸側。
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こちらが右岸側。
おいおい、山の中やがな・・・。
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ここで川の中に入って綱渡しを取り仕切ってた地元師にハプニング?
それまで滞りなく進んでた神事が突如ストップしました(!)

何や何や?大事なもんでも落としたんかいな?
ザワつく周囲。。。
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あった!
メガネあった!
何を探してたのかと思ったら・・・
周囲からドっと笑いが漏れたのは言うまでもありません^^
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さぁ両サイドの綱もちゃんと木に縛られて準備完了。
引っ張って~!の掛け声でいよいよ陰物が空中に舞い上がりました。
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綱の長さは約80m。
周囲を山に囲まれ、薄暗くなり始めた16時30分頃、ようやく待ちに待った女綱が完成!
稲渕の神事のような派手さは無かったですけど、こちらもそれなりに伝統ある神事です。
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下流側から。
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そして上流川から。
どうですか?^^
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この後、地元の子供に対してお供え物のお下がりがあり、万事めでたく全ての神事が終了。
日暮れが間近に迫り気温もグっと冷え込んできたので、私は猛ダッシュで岐路に付いたので
ありました。。。


奈良県明日香村の綱掛け神事。
ローカルな神事かと思いきや、たまたま同じ日に二つの神事が見れるということもあったのでしょうが、
結構な人が集まり(今日の地元紙の報道によると200人)、普段は静かな山間の集落もこの日ばかりは
ワイワイ、ガヤガヤと賑わっておりました。

あ~面白かった(笑)
お終い。。。
 
 

テーマ : 奈良
ジャンル : 地域情報

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No title

男綱は神式、女綱は仏式なんですね。地元のの神社・寺院の神主さん、住職さんなんでしょうね。へぇへぇへぇへぇ。勉強になります。

こんばんは

待ってました!^^
これまた陰物の空中遊泳にはビックリしました。
結構、夕方まで行われていて冷えたのではないでしょうか。
それにしても折角だから陽物とのご対面すればいいのにね。^^
いや~2日に渡って楽しませて頂きました。^^

こんばんは

和尚さんもお孫さんを引き連れて、
「おっさん」と呼ばれてなんとも和やかな田舎の神事のようですね。
陰物は私が想像していたよりふくよかな形でした?

こんばんは

陽物・陰物といい宙に吊され結界ができ悪病悪疫も入ってこないようにしていた・・・ことにもなるのでしょうね。
いやぁ~いいもん見せて頂きました~おおきに!

おはようございます

綱掛け、大変興味深いです。
こちらは仏式ということは「女綱」の方が「男綱」よりも歴史が新しいのかもしれませんね。
ところで両方とも1年間、綱が張られたこの状態のままなのですか?

土地土地の風習は面白い

なかなか面白い風習でして・・・
疫病が恐れられていた時代は相当皆さん真剣にやられていたんでしょうね。

jp3pzd さん

神式に仏式、それぞれいわれがあるんでしょうね。
神主さんに住職さん、一年に一度の晴れ姿なんでしょう、ビシっと決めてはりましたよ^^

鹿男 さん

こんばんは。
川を挟んでの双方壮大な空中遊泳、カゼひかなかったらイイですけどね。
確かにご対面の儀式もつくればもっと盛り上がるかもしれません^^
でもそれは坐神社の奇祭で十分かも・・・(爆)

つりがね さん

こんばんは。
ホント神事自体はローカル色満載、和やかな田舎神事って感じで、周りが勝手に
盛り上がってる様ではありました(笑)
陰物は陽物より小さく地味で、私も想像してたものとはちょっと違ったなぁ・・・^^

jun.skywalker さん

こんばんは。
それぞれ集落の下流側に結界をつくるというなかなか利にかなった神事ですよね。
来月はもっと凄い祭りが控えてるようで・・・(そちらは鹿男さんにお任せしますけど^^)
明日香って一体どんな村?(笑)

mincoro さん

こんばんは。
綱は1年間張られたままみたいですけど、陽物、陰物は意図的に外されるのか、
自然落下?するのか定かではないですけど、年間通してあるものではないようでした。
上から2枚目の写真にも陰物は写ってないですもんね。

羽ぴょん さん

いや、この日も皆さん真剣でしたよ(笑)
まぁ、それは冗談として、こういった風習を残すには男手が必要なんですが、
現実は過疎化が進み、特に上流の栢森では作り手が減って大変そうでした。
プロフィール

ヤマちゃん

Author:ヤマちゃん
奈良県出身・在住
所有車:Brompton M3L ×2
     :Bruno road mixte

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