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太陽の道 北緯34度32分の謎

元日にUPした多神社。
小学生の頃、ここの境内でよく遊んだのが懐かしくちょっと寄ってみたのですが、正式名は、
「多坐弥志理都比古神社(おおにますみしりつひこじんじゃ)」。
古事記の編者「太安万侶」が祀られる小社神社を若宮にもつ神社という程度は耳にしてまし
たが、それ以外は奈良盆地中央、磯城郡田原本町にある別にどこにでもあるような普通の
神社との認識しかもってませんでした。

ところが・・・この神社について調べるうち、実に面白いお題が見えてきたのです。
(今日は当ブログ史上、最も知的なエントリーかも・・・苦笑)
124_convert_20100101071401.jpg
 
 
地図を見ればお分かり頂けると思いますが、多神社は三輪山の真西に位置し、かつては四
方に鳥居を配し、太陽信仰の聖地として意識された作りの神社であったとの説があります。
春分の日、多神社から見ると三輪山から太陽が昇るそうです。
(理屈からいくとそういうことになりますよね)。
「太陽信仰の山」ともいわれる三輪山と、エラく深い関わりのある神社だというのです。

122_convert_20100107201934.jpg



(どうしても私の影が入っちゃうんですよ、見難くてゴメンナサイね)
120_convert_20100107202024.jpg


それを裏付けるデータとして、三輪山に近い場所から西へ順に、
・九日社   桜井市
・春日神社   〃
・多神社   磯城郡田原本町
・稲荷神社  広陵町
・於神社   広陵町
・十二柱神社 香芝市
・春日神社  香芝市
 
と続く「ライン(1)」と、神武天皇陵(橿原神宮)~平城宮跡を結ぶ「ライン(2)」との交点に
多神社があります。
逆に書くと、多神社の真南に神武天皇陵(橿原神宮)があり、真北に平城宮跡があるとい
うことになります。
まぁこの辺りはこじつけで何とでもなる話なのかもしれませんけど^^



より大きな地図で 北緯34度32分 を表示



しかし偶然はこれに留まらず、、、です。
更にライン(1)を三輪山を飛び越え東に伸ばすと、あら不思議。。。
長谷寺がある、
001_convert_20091124224651[1]



室生寺がある。。。
(これも偶然?)
057_convert_20091123201455[1]



何だ何だ?と調べていくと、実はこのライン(1)は「北緯34度32分=太陽の道」と呼ばれ、
知る人ぞ知る非常に有名なラインなのだということが分かってきました。

「太陽の道」とは、春分と秋分の日に太陽が通るラインのことで、このライン一帯には古墳、
神社、寺が並んでいるというのです。

そしてこれらのことを、1980年2月にNHKが、
知られざる古代 謎の北緯34度32分をゆく
との特集番組を制作し、放送していたことも分かりました。

番組内容紹介には、次のようなことが書かれています。
    ↓        ↓
「大和の三輪山のふもと、箸墓を通る北緯34度32分の線上に、太陽崇拝に関係のある古墳、
神社、寺が並ぶ。それは一体何を意味するのか。
神島から淡路島まで約200Kを取材。淡路島の石上神社の謎の巨石、伊勢久留麻神社、伊勢
斎宮跡など、また、この東西線を古代人がどうして引くことが出来たか?国土地理院の協力で
推理し復元する。」

東は三重県鳥羽市の神島から、西は淡路島の舟木石神座までの東西200キロメートルに及ぶ
とされる太陽の道。

いやぁこのTV見たかったなぁ^^。。。
どこかで見せてくれるとこ無いですかね。。。

010_convert_20100107220716.jpg


これは面白い!と地図に線を引っ張っていくとですね、、、
多神社の少し北にある鏡作神社→三輪山→神武天皇陵(橿原神宮)を結ぶとアラ不思議、
綺麗な二等辺三角形が完成するではありませんか。

そしてこれに大和三山を加えます。
3つの山(畝傍山、耳成山、香具山)を結ぶとこれまた綺麗な二等辺三角形が完成。
畝傍山~耳成山間と畝傍山~香久山間の距離が3.1km、耳成山~香久山間が2.5km。
誤差は50mもないそうです。

(左に畝傍山、右に耳成山)
072_convert_20091230171615.jpg


更に、この二等辺三角形のど真ん中を二等分する形で、神武天皇陵と三輪山を結ぶ
ライン(3)が走ってます。
そしてこのライン(3)上には藤原宮跡がありまして、このライン(3)の方角(西南西)は、
何と冬至の日の入りと地点と一致するんだそうです。

前に何かのTVで、「冬至の日に藤原宮跡から見た太陽は畝傍山に沈む」、という話を
耳にしたことがありましたが、実際地図に線を引いてみるとよ~く分かりますね。

ホントこれだけの偶然ってアリですか?^^


香具山はさておき、「畝傍山、耳成山は死火山」との話をよく耳にしますが、真相はどう
なんでしょうね。。。
幼少期から2つの山を眺めながら暮らしてきた人間の戯言としてお聞き頂きたいですが、
場所、周辺の地形からして、畝傍山、耳成山は絶対人造山だと今でも信じて疑っており
ません^^

百聞は一見にしかず、実際見ればお分かり頂けると思いますが、全く起伏の無い真っ平
らな土地に、山(特に耳成山)だけがポコっとあるのは何とも不自然なんですよね。。。


(香具山で。左に小さく見えるのが耳成山。)
055_convert_20100107204727.jpg


卑弥呼の墓ではないかと物議をかもす箸墓古墳も大概の大きさですから、
もう少し頑張れば耳成山程度なら十分造れる大きさではないかと思ったりします。。。

上記した数々の偶然はホントに単なる偶然なのでしょうか?
 

奈良と言えば東大寺や法隆寺、薬師寺、飛鳥といった場所が非常に有名ですが、
実はそれだけでは無い、太陽の動きを鑑み、ある種人為的に創られたと思わざる
負えない、非常にスケールの大きな多くの謎がひしめいた土地だということが分
かってきました。

(箸墓古墳)
20090628125214230[1]


昔も今も変わらない動きをするものと言えば太陽、月、星。。。
基準とできるモノは天空に求めるしか無かったと思われます。
時計も日時計ですしね。
これらを利用して、古代人が生活をしていたということは間違いないところでしょう。

こじつけの面も多分にあるかとは思いますが、新年早々、面白いお題が見つかりました。
因みに自分は学生時代は歴史が大嫌いでした。  
こんなコトに興味をもつようになるとは、、、全く面白いもんです^^
 
 

テーマ : 神社めぐり
ジャンル : 旅行

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非公開コメント

こんばんは

なるほど、興味深く読ませて頂きました。
京都の平安京も風水思想に基づいて造られたと言われていますので
そのもっと昔なら太陽をもとに都が造られたのでしょうか。
折しも今日のニュースで桜井市の茶臼山古墳で出土した中に
卑弥呼が中国・魏(ぎ)から鏡をもらった年とされる
240年の銘文が入った三角縁神獣鏡が確認された報道されていました。
益々、奈良が注目される一年になりそですね。

こんばんは

おもしろそうでね。
まあ、wembleyさんもよくここまで調べられたと感心します。
畝傍地方の地理に詳しくないのでなかなか理解できませんので、
地図を横においてゆっくり確認してみます。
エジプト文明やマヤ文明の建造物が天文学に基づいて作られているという話はよく聞ききますが、
同じようなことが大和盆地で行われていたとは初めて知りました。

レイライン

レイライン(太陽の道)のことですね
確か・・・荒俣宏氏の「風水先生レイラインを行く」(集英社文庫)の295ページから書かれてます。
(amazonで扱ってますね)
日本の他の地域にも色々あるようで・・・海外は物凄くありますね

身近にそういうものがあるのは羨ましい限りです(笑)

鹿男 さん

こんばんは。
太陽の動きを元に意図的に創られたと思われるモノは他の地域にも多々見られる
ようなので、そういうものを探し歩いてみるのも面白いかなと思えてきました(爆)
JR桜井線の通称が「万葉まほろば線」と決まったようですが、沿線は歴史物の
宝庫ですよね。
上手く宣伝すれば多くの人で賑わうと思うんですけど、奈良は宣伝が下手です
からねぇ。
まぁ下手なお陰で我々は静かな奈良を楽しむことが出来て助かってるんですが^^

つりがね さん

こんばんは。
お正月特別企画、妄想エントリーです(笑)
年末年始に時間があったので1週間掛けて調べてみました。
まぁ調べると言っても今は便利な世の中なのでそう苦労はしませんでしたけどね。
なかなか面白いでしょ^^
私もどんどん引き込まれていってしまいまして・・・(苦笑)
寺社+三輪山の位置は偶然かもしれませんけど、大和三山はねぇ。。。
畝傍山、耳成山は絶対意図的に何らか人の手が入った山だと確信しております(爆)


羽ぴょん さん

レイラインと言うのですね。
神社の並びは偶然かなぁとも思ったんですけど、山中にある長谷寺や室生寺まで
ライン上にあったのは驚きました。
加えて大和三山の位置とそれぞれを結んだ線の形。。。
前々から大和三山は意図的に創られたものではないかと思ってましたけど、
今回の独自?調査で確信に変わりました(爆)。

> >確か・・・荒俣宏氏の「風水先生レイラインを行く」(集英社文庫)の295ペー
> >ジから書かれてます。(amazonで扱ってますね)
教示頂きどうもありがとうございますm(_ _)m
昨夜先走ってamazonで「知られざる古代―謎の北緯34度32分をゆく (新書)
水谷 慶一(著)」の発注ボタン押しちゃったんで届いてからどうするか決めたいと
思います。。。

No title

太陽の道ですか。知りませんでした。偶然かどうかは別にして、地図を眺めてこれに気づいた人がすごいですね。 自称地理ヲタクとしては、食いついてしまうお話です(笑)。

jp3pzd さん

食いついて頂きありがとうございます(笑)
偶然にしても凄い話ですよね。
単なる歴史だけの話じゃなく、太陽の動きが絡んできたことで自称気象オタクとして
血が騒ぎます(笑)
jp3pzdさんの更なる分析、写真に期待します^^

No title

いやぁ、風水とか陰陽道とかこういう話ってワクワクしますね。惹きこまれました。
私も学生時代は歴史と地理が大嫌いだったんですが、もっと勉強しとくんだったと後悔してます。

Fukuにゃん さん

ありがとうございます。
ちょっと夢があってイイ話でしょ^^
偶然がそれとも人為的なものかは分かりませんけど、追及する価値は
ありそうですよね。
勉強はこれからでも出来ます!
お互いまだまだ大丈夫ですよ^^

春分の日と秋分の日

春分の日と秋分の日の正午に太陽を見ると、その仰角が緯度と同じだと言うことはわかります。この事と「緯度が34度32分」とのラインとは、どういう関係があるのでしょうか。ご教示下さい。

丸山 さん

うぉお~
これはひょっとして当ブログ開設史上、一番ハイソなご質問を頂戴したかも
しれませんヨ~☆

主の使命として、色々調べてみたのですが、う~ん・・・どう関係があるんでしょうかね。
私、その道のプロではないのでゴメンナサイ。
勉強しときますわ^^
プロフィール

ヤマちゃん

Author:ヤマちゃん
奈良県出身・在住
所有車:Brompton M3L ×2
     :Bruno road mixte

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